みんなの力成年後見センターは、知的障害者や認知症高齢者の権利擁護事業を行うとともに、幅広い市民参加のもと、福祉の心のあふれるまちづくりを推進する各種の活動や事業を行うことにより、公益を実現することを目的としています。主な特徴として、次のものがあります。

  1. 弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門職、一般市民や社会福祉従事者など、多くの力を結集した活動
  2. 日本福祉大学をはじめとした学術的な支援
  3. 企業や社会福祉団体、行政などの支援
  4. 八王子市内を拠点に、東京都内や近県を対象として活動

事業内容(平成24年8月現在・予定を含む)

  1. 成年後見・権利擁護事業
  2. 地域福祉サービス
  3. 在宅福祉サービス事業(予定)
    • 福祉相談・情報提供事業
    • 福祉教育・人材育成事業
    • 第三者評価事業
    • 各種調査・研究事業(予定)
  4. 情報の発信、ネットワーク支援事業

活動方針

私たちは、すべての人の尊厳が守られ、福祉の心がある”ノーマライゼーション社会”の実現を目指します

成年後見・権利擁護(まもる)

  • チーム制を基本とした法人後見による、利用しやすい安心の成年後見を行い、財産管理と身上監護の両面で、知的障害者や認知症高齢者の権利を護ります。
  • 離島や財産のない方などの成年後見にも取り組みます。
  • 成年後見制度の身上監護と福祉の生活支援の連携を研究していきます。
  • 住民参画型の権利擁護の仕組みづくりを進めます。
  • 地域における福祉オンブズマン活動を推進します。

地域福祉サービス(ささえる)

  • 住民参画型の協働事業を基本として、地域ニーズの掘り起こしと、それに対応した人権擁護活動や福祉の街づくりに関する福祉サービスなどを実施します。
  • 福祉に関する知識と経験を生かして、地域の個人や福祉施設等に対する各種相談や支援等を積極的に展開します。
  • 第三者評価による地域のサービス事業者のサービス向上を推進します。

人材育成・啓発活動(ともにそだつ)

  • 市民後見人の育成、市民活動やボランティアのリーダー養成を行います。
  • 権利擁護や社会福祉などの活動に参画する市民に、各種の教育・研修の機会を提供する中で、主体的に活動する市民を養成します。
  • 社会的弱者の人権擁護のための啓発活動を積極的に展開し、ノーマライゼーションを浸透を図り、福祉の心あふれるまちづくりを目指します。

情報の発信・ネットワーク支援(つどう)

  • 人づくり
    志を同じにする人の出会いの場を創出し、ネットワーク化を図ります。
  • 拠点機能提供
    事務所、人、活動方法、資金集めのノウハウ等の提供によるネットワークを支援します。
  • ファシリテーション
    ネットワークとして活動を始めるための協働を誘います。